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はじめに

天然ガスによる発電事業の実現は、わが国が世界に貢献するために必須の手段である。本ホームページ第10号で【緊急報告】「エネルギー戦略と電力の安定供給にどう向かうべきか」(2012.5.13)として下記の目次により公開してから丸5年になる。

2013年6月には技術士会近畿本部環境研究会(代表幹事:安ヵ川常孝技術士)の活動として、有識者、専門家の協力を得て発電の計画推進委員会(委員長:鈴木胖大阪大名誉教授)で、原発に代わりうる天然ガスによる先進型火力発電所(S-GTCC)を建設すべしという答申(※データをリンクさせる)を得て、弊社が事業を継承した。その後の活動を通じてS-GTCC実現のためのシンクタンクとしてプレーヤー・事業者を支援する役割が明確になってきた。

生き物が38億年間生き続けてきた基本は「まわりの変化に気づき、変化を受け入れ、順応すること」により進化してきたことにある。人間も生物の一つとして、この活動原則に従う必要がある。しかし、21世紀はグローバル化する社会の中で、情報が氾濫し、金と権力が社会を動かす大きな力となって、この原則が大きく歪んできた。情報が細分化され、流されてしまい、全体を見る者がいなくなった。

「エコ・サポート通信」というプラットフォームは2001年2月に創刊した。経済、社会、技術の動きなどを広く捉えて、情報発信してきた。2011年3月の福島原発事故の後、原発に代わりうるものとして、ハード、ソフト両面で取り組まないと世の中は動かないことがはっきりした。S-GTCC実現に向けてのシンクタンクとしての活動は、多くの有識者・専門家のご協力を得て継続して取り組んできたので、ようやく先の展望が見えかけてきた。

「エコサポート通信」は、このシンクタンクとしての役割を果たすために、継続的に情報発信する。実行可能か軌道修正もありうるが、年間4回、四季報としてレジュメを掲載する。3か月の間にコンテンツを書き上げて仕上げることで、継続して最新情報を発信する仕組みとする。

ホームページでは最小限の改定で伝えたいことを事実をもとに簡潔に示したい。身近なエネルギー問題の方向性、日本のエネルギー戦略が見え、どんな行動をすべきかを示し、変革・行動を起こすことである。このために経済性、社会、技術を融合した形でリスクを極力抑制しつつ技術システムを実証・評価しながら前進・実現させることで展望が開けていく。

ちなみに第10号のコンテンツは以下のとおりであり、データベースとしては現在も有効である。

  1. はじめに(2012年1月、環境研究会からの提言までの経緯)
  2. エネルギー基本計画と戦略をどう読むか
  3. LNG(液化天然ガス)とは
  4. 大阪湾岸に総量で1000万kWのLNG火力発電所はなぜ必要か
  5. 原子力と再生可能エネルギー(太陽光、風力など)とは
  6. LNG火力発電所計画を推進するために何をしなければならないか

電力・エネルギーをとりまく状況は、春になって草木が芽を吹きだすように確実につぼみが膨らんできた。昨年、エネルギー読み聞かせ絵本「太陽からのおくりもの」を制作・発行した。これを本ホームページで公開するとともに、2019年末までに長期的・広域的に通用する日本発の原発に代わる発電システムを実現できるか、その戦略の道筋を明確にしていく。

筆者はガス会社で経験を積み、S-GTCCの原型は1990年代後半に完成させた。日本の都市ガス事業はすべてLNG・天然ガスによって成り立っている最優良のプレーヤーである。

第11号のテーマ 「日本の都市ガスの経験から見える持続可能なエネルギー戦略」

目次


経営方針

社名のエコ(ECO)、Echo(エコー)のように迅速に、的確にサポートします。

Economy経済 Conceptコンセプト造り
Ecology環境 Consultingコンサルティング
Energyエネルギー Coordinationコーディネート
Engineeringエンジニアリング Communicationコミュニケーション
Ethics倫理 Customer顧客満足

業務内容

【天然ガスによる先進型火力発電(S-GTCC)に関わるシンクタンク】
 このシンクタンクとしてプレーヤー・事業者を支援します。
GTCC:ガスタービンコンバインドサイクル発電。ガスタービンと蒸気タービンのハイブリッドな発電で高効率でCO2排出量が少ないシステムで、1980年代に技術確立し、広く普及している。
S-GTCCのSはサステイナブル、持続可能性がより高いことを示しています。